失敗しない岩磐浴 経営
誇大広告は薬事法第66条違反です。 岩盤浴の効果を広告しないで下さい。
なぜここに国旗が出て来るのでしょう?
それは私たち日本人の、血の中を流れている伝統的な経済倫理思想を思い出して頂きたいからです。 昨今、マスコミを賑わしている投資ファンドや、勤労所得を軽視して、何でも金さえ出せば儲かる式の不労所得崇拝者に対して、一矢報いたいからです。 今経済界は、大会社から商店主に至るまで、軽薄な金儲け合理主義に汚染されています。 魂(soul)と精神(spirit)が人格を形成し、金儲けは単なる生活の手段に過ぎない事を、たった一度の敗戦くらいで忘れ去る自称経済学者が多すぎます。 テレビが国民の精神を汚染し、欲望増幅器として毎日浪費を奨励しており、欲求不満の日本人を大量生産しています。 私の耳に聞こえてくる岩磐浴経営者の悲鳴は、たった2〜3度「週間ポスト」に書かれた位で客数が減るのは、日本岩磐浴協会にも加盟していない、偽物コンサルタント達の責任です。 私は今更、二宮尊徳・鈴木正三・石田梅岩の思想まで動員しなくても、これを読んで下さるあなた達のお父さんやお爺ちゃんの教養でもあった、古臭くても、「質実剛健」とか「浮利を追わず」程度の、しかし磐石の日本精神を継承して頂きたいと思っています。 それは何故か? 貴重な財産を、岩盤浴ブームとか言うものに乗せる為、鐘と太鼓で煽り立てた者達が沢山居たからです 私は今、岩盤浴を人助けの為ではなく、自分の利益目的だけで始めた方は失敗すると断言できます。勿論、動機が不純でも儲かる商売はあります。 しかし永続性、社会的貢献性、合法性など、日本人が持つ本来の純粋さや協調性など、調和を尊重しない経営が、健康産業や特にこの度の【岩磐浴】に参入する事には、断固として否認しなくてはなりません。 私の持つ【岩盤浴】商標権を無視する犯罪行為は、その動機において法令順守(compliance)が出来ておらず、不純な動機のまま商売が可能だと錯覚していては、落第商人です。 商業活動に留まらず、人間の行動には全て「動機」が有ります。 その動機が純粋であり、少しでも他の人々の救済になる、と考える時、その時、その場所が、利他的行為と利己的行為との分かれ道になります。 お客様と言う100%感覚的消費者は、動物があらゆる感覚を利用して敵と味方を識別するように、一瞬にして岩盤浴経営者を見抜いてしまいます。 幾ら美しい照明の店舗や造った笑顔で出迎えても、お客様の目はレントゲン線の様に、経営者の人格から動機まで、見抜いてしまいます。 来客の無い岩盤浴は、廃業する以外、方法はありません。 今、日本政府は、【健康日本21】と言う目標を掲げています。 http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/04/dl/s0405-3i.pdf もし私たちに癌患者に対する愛情が在れば、私達は大きな目標を持つ事が出来ます。 元々無料であった秋田県有地である玉川温泉の岩盤浴は、多くの患者達が自分達の手で育ててきたものです。 これを商品化するとき、美容と娯楽的要素を、余りにも宣伝しすぎ、その上発汗効果と勝手に結びつける医師までいて、サウナのように汗を流すのが岩盤浴であるかのような印象まで与えました。 私は家族に皮膚科の医師がいることもあり、マイナスイオン・汗・玉川温泉・岩盤浴を強引に結びつける愚かさに、岩盤浴が一過性のブームにならない事を願っていました。 私は140泊に及ぶ玉川温泉湯治の経験から、テントの中に入らず、青空の下で汗もかかずに過ごしてきたことに大きな効果を感じました。。 岩磐浴は北欧のサウナとは異なり、発汗が目的ではありません。 今尚岩盤浴の効果の秘密は明かされていません。 金儲け目的の岩盤浴業者は、ラジウムとか、北投石のホルミシス効果などと言いますが、少々疑問があります。 国によってはラドンの有害性を説く文献も多く、アメリカの不動産業界では、放射線数値の高いエリアは日本で言う重要事項説明義務と同じく、仲介時の瑕疵担保責任が生じる場合があるのです。 日米で共通の現象は、原子力発電推進派の学者は、全員Luckey氏の「Hormesis with Ionazing Radiation」を支持するのです。 私は超微量放射線の効果を信じる立場にはありますが、alternative medicineを、補完代替医療とも言い、癌・糖尿病の伴走者として、岩盤浴ほど優れたツールはありません。 肉体的な自己トレーニングでなくても、加温による代謝促進は、老齢者の免疫力を間接的に引き上げる効果を持っています。 私が日本で初めて【加温代謝】と言う言葉を使ったとき、代謝と免疫の関係を執拗に質問されました。 運動生理学の専門家でも、また、医師でも、数値や実験データで代謝と免疫の関係を明快に位置付けしては居ませんでした。
【無料岩盤浴の発生】 岩磐浴経営者は、岩盤浴に付いて、少しばかり誤解をしているのかも知れません。 それは岩盤浴をビジネスのツールと見なし、多くの経営者が有料で、お金儲けの手段として行っているからです。 では仮に商売として経営しないとき、何を目的に、何のために岩盤浴を設備しお客様に提供するのでしょうか? 私はかつて、『善意行為の経済的対価に付いて』と言う題で、自分の考え方をまとめた事があります。 その時考えたのは、利益の出ない無償の行為で、私達は生存出来るのか?と云う疑問が湧くと思います。
つづく・・・ |