言語定義学入門

著作権 ® 2014年 小池 勝 

 

 

現代言語学の目的は、ヒトの言語を客観的に記述・説明することである。

言語学ではヒトが話す言語(ことば)を取り扱う。そこで、

「ヒトが話す言語」とは何かを明確にする必要があるが、

学者らによる「言語」の定義の問題は未だに決着していない

wikipedia

 

 

 

一般には言語学と表示される学問分野に、

言語学とは無縁の私が参加するのには、

こんな理由があります。

 

言語学の専門家は,

政治家や法律学者が、

いかに出鱈目な日本語を用いても、

無期限に放置するのでしょうか?

 

特定の地位を保持したいがために、政治家・公務員・法律の専門家が

恣意的な日本語利用するのは放置して好いのですか?

 

残念ながらネット上で言語学は沢山ヒットしますが、「言語定義学」と

定義の2字を加えると、私の関連文書しか出て来ませんので、言語定義学

を必要とする理由を記しました。

 

言語定義学 yahoo 、google 2014年8月18日 3、200,000ヒット中

言語定義学と限定すると2件

 

 

 

 

1 最も言葉の定義を必要とする法律の分野で、日本国政府は法条文の

「読み替え」とか、憲法の「修正解釈」「解釈改憲」を行います。

 

2 法律の条文は、本来、立法府などと、行政権や司法権を左右する機関が、

恣意的に解釈したり変更することは、法律行為としては無効です。

 

3 アメリカの場合は憲法修正第何条と表記し、

議会の賛同を経て法的有効性を担保しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本では古くからの記録が【木簡】と言われ、遺跡や墓地発掘の際に出土します。

 

現在の日本国憲法が、もし木簡に書かれ数千年後に発掘されたとしたら、

日本国憲法の第9条を見て、未来の歴史家は日本を非武装国家であったと

思うでしょう。

 

解釈改憲なんて日本語でしょうか?

 

現在の日本では、特定の社会階層や特定の地位、特定の職業の人たちが、

自らの利益擁護を目的として言葉の定義を恣意的に用いています。

 

その国の言語は、支配階級の地位が守られている期間だけ有効な

物となり、時間や期間が過ぎると、法律の解釈が変化して、「時間

が「言葉の意味の変化」を招くと言う奇形的歴史が生まれます。