末期がんからの生還

 

癌の告知を受け、悲しんでおられる多くの患者さんやご家族を、

健康食品や健康器具、それに代替医療に携わる悪徳業者の方たちが、

【体験談】を偽装して公告や販売を行っています。

勿論、総ての方の体験をウソであると断定は致しません。

そこでもし、その体験談が真実ならば、(1) 病院名 (2) 医師名 (3) 告知期日

(4) 通告余命 などを明記して下さい。

 

総ての偽物体験談には、必ず販売したい商品の広告が記載されています。

発注方法や価格、発送手段、代金決済方法も表示されています。

今時はドクターでも法律に弱い方たちが利用され、水、ミネラル、ラジウム温泉、

温熱器具、樹皮、オイル、などの公告に名を連ねています。

医療に関する総ての公告は薬事法の適用を受け、あたかも効果が有ったかの如き

体験談は、業界の方たち全員が基本的モラルとして廃止いたしましょう。

 

社会問題になった実例

温泉:鉱石やセラミックボール入れても温泉なりません 国民生活センター、 

   商品テスト


風呂に入れるだけでラドン、ラジウム温泉になるとうたった商品=

国民生活センター提供  出典 毎日新聞 2010年4月22日 東京朝刊

 ◇鉱石やセラミックボール入れても温泉にはなりません−−ネット通販10商品テスト

 

国民生活センターは21日、風呂に入れるとラドン、ラジウム温泉になるとうたった鉱石やセラミックボールなど10商品をテストした結果、すべてのラドン、ラジウム濃度が温泉法の基準を大幅に下回った、と発表した。

神経痛やアトピー性皮膚炎などへの効能をうたう商品もあり、センターは景品表示法や薬事法に違反する疑いがあるとして、消費者庁などに監視・指導を要望した。


 調査は、ネット通販されている10商品を選び、湯を張った浴槽で実施。全商品とも、ラドン濃度は水道水と同じレベルで、ラジウム濃度も温泉法の基準の100分の1未満だった。放射線量は微量で人体への影響はないという。


 同センターには、入浴用のラドン、ラジウム関連商品の相談が04〜09年度に計387件あり、うち約8割が訪問販売の商品に関するものだったという。30万円以上で購入した事例が約半数を占め、同センターは「広告に惑わされないように」と注意を呼びかけている。

【遠藤和行】

毎日新聞 2010年4月22日 東京朝刊


無知で危ない放射線表示

 

岩磐浴には、商標権を特許庁に登録した、正規の商品と、商標権登録者の認可を得ていない模造品があります。

正規品岩盤浴は、【日本岩磐浴協会】が定めた、【微量放射線基準】0.2マイクロシーベルト/hの数値が表記されています。

よく玉川温泉の岩盤浴放射線量を表示している業者が居ますが,アルファー線・ベーター線・ガンマー線の (1)どの放射線を計ったか? (2)/以後の時間単位は何か? (3)玉川温泉の何処で計ったかが? などが不明です。

日本のすべての商人と商品は、コンプライアンスを守った順法精神に適合する必要があります。