建築需要と岩盤浴

【日本独自の温浴文化】

大変恐縮ですが、商標権使用許諾契約の無い岩盤浴の設計施工は、

後日、模造品の製造販売と言うことで、法的措置が採られる可能性があります。

何卒、もぐり商品の製造販売には御注意下さい。

今や岩盤浴は、日本独自のの温浴文化として無くてはならない物となっています。

これは主として、【温泉ランド】や【ス−パ−銭湯】が大量に出現して、温泉好きな日本人の感性にうまく適合した所にスタ−トラインがあり、更にはその土台に、床暖房文化としてのオンドル、北欧の乾式入浴文化としてのサウナの存在があります。

岩盤浴には、純粋に日本独自の温浴文化としての歴史と事実があります。

その由来は秋田県は八幡平、焼き山山麓にある玉川温泉から約600メ−トルほど東ににある火山ガスの噴出地帯での暖かい岩山で、人々が仰臥して自らの病気治癒を願って行ったその行為が【岩盤浴】なのです。

従って玉川温泉で湯治する人には、サウナやオンドルとは可なり異なった強い動機、つまりは病気治癒への願いがありました。

玉川温泉で私が出会った多くの方たちは『がん患者』でした。

既に病名どころか余命まで告知された方、何度も手術を受け、胸や腹部が切り傷だらけの方、皆さんが明るい笑顔で会話をしながらも、必死になってもう一度社会に帰ろう、もう一度健康になって子供や孫たちとの楽しい生活に戻ろうと願う気持ちが伝わってきました。

今の日本ではレジャ−としての温浴や美容のための温浴、更には保養のための温浴やら観光気分の温浴が賑わっています。

しかし私が建築業界の方たちにお願いするのは、300万人といわれるがん患者さんたち、600万人といわれる私のような糖尿病患者たち、そうした方たちに対して、従来の娯楽的温泉旅行の場の提供ではありません。

株式会社リゾ−ト・トラスト、XIVさんの海外リゾ−ト交換利用システムのような、一連の長期滞在型マンション群の建築と提供です。

ス−パ−やコンビ二を周辺に従え、キチネットを部屋に備え、ファニチュアと食器まで揃えた長期滞在施設の建築と普及です。

タイムシェア−で滞在する人は、7日単位で滞在します。

,一年52週間の内、メンテナンス用に1週間を除き、51週分を分割販売します。然しこのようなことは昔からご存知の方も多く、何もアメリカのシステムを真似したいと言っているのではありません。

リゾ−ト・トラストさんの様に、見事に日本式にアレンジして成功されているのを見て、これを是非長期湯治に適用していただきたいのです。

メディコ・ジャパン様は、玉川温泉に、既に『ぶなの森』を建て、一部をタイムシェア−として分譲もされました。

私は【岩磐浴】の商標権者です。

玉川温泉には140日間滞在した経験があります。

タイムシェア−に付きましても、バンク−バ−・プリンスビル・オアフ・マウイ・ビッグアイランドのワイコロア・ビレッジのベイ・クラブ・プ-ケットアイランド・クワンタン・ペナンなどでそのシステムを体験し、エスクロ-や現地業者の販売システムまで勉強させてもらいました。

私は任意団体、日本岩盤浴協会を設立し、微量放射線を有する国産の花崗岩や、睡眠学を基本とする免疫理論、温熱療法、地磁気が松果体に与えるメラトニンの生成、その他のいわゆる【奇跡的治癒体験】の再現を趣味ともいたしております。

この新しい建築需要の呼びかけをお読み頂きました方には、是非、長期滞在施設の大量建設と何故大量に販売できると考えているかについて、お話し合いいたしたく思っております。

【以上の要点】

1 タイムシェア−制度を利用する長期滞在施設の大量建設

2  購入者には【温泉】と【岩盤浴】の両方が利用できる施設とする。

3  販売対象者は、湯治治療を必要とする需要者とする。

4  短期滞在型から長期滞在型への転換。

5  企画者は、マンション分譲業者またはホテル分譲業者。

 

【従来の温泉地】

1  娯楽や保養を目的としており団体客の1泊が多く、湯治需要は少なかった。

2 重い病気の人は、はじめから客としての対象にはなっていなかった。

3 個人客用の部屋は少なく、部屋が広く個人客対象の部屋は少なかった。