温泉免疫療法

湯治の再評価をしよう。

 

非言語通信装置の特許出願をすませた25年ほど前、

癌で亡くした妻は未だその当時は元気で、高齢の妻のおじさんを病院に

見舞った帰り途、「おじちゃんは絶対に私のことは気付いてくれた」と話していた。

私は「おじちゃん、私のこと分かる?」と

何度も何度も自分の名前を告げつつ脳卒中で植物状態のままベッドに横たわる

おじさんの肩をさすっていた妻を思い出す。

おじさんには何の反応も無かったが、私はおじさんの顔が顔少し血の気がさし

赤らんだのに気が付いた。

私は何かの小説で、主人公は既に死んだ事にされ、病室から寝台で死体安置所に

運ばれつつも心中、大声で助けを呼ぼうとしていたシーンを思い出した。

そこで皮膚電流などの生体反応を、音声で出力し、植物状態の人の意思を

最後まで残るといわれる聴力を頼りに、人の意思確認をしようと試みた。

この特許は生体反応の有無だけに限定して、予め録音してある公定・否定

各国の言語を選択して出力するもであった。

 

がん細胞の心

糖尿病の私は毎日インスリンの注射をしています。

これも長期間になると身体にインスリン耐性が付き、効果は低下して行きます。

インスリンに抵抗し始めると身体は、パルチザンやゲリラ兵のように第三の意思とでもいう

べき反抗心豊かな暗黒勢力の支配に委ねられ、私は無力な肉体所有者に過ぎません。

そこで何時も感じるのは、ナマコやクラゲには脳が無いのに何故恰も意思でもあるかのように

自分に合った海水温や深度を選び生存しているのかの不思議さです。

脳が無ければ当然意思も無い筈なのに

実態として生存の意志の強さは格別です。

私はがん細胞には意思もあれば心もあると信じています。

それは手術や放射線、それに薬物に対して、「反抗」「隠れ」「逃亡」を計るからです。

リンパ節や血管を経由して責められると逃げ、相手が弱いと知ると血管から組織に侵入侵潤

して増殖暴走するからです。

昔は商店にはよく住み込み店員さんが居ました。

がん細胞もまた住み込み店員さんよろしく要領よくオヤジさんの目を避けるのです、

がん細胞は治った、と思わせるテクニックも持っています。

アメリカの西武劇では時折牛が暴走するシーンがありました。

それはノンコントローラブル・ランと言うそうです。

私が「非言語通信装置」を研究していたとき、東京に出る度八重洲ブックセンターに

立ち寄り、ノンバーバル・コミュニケーションやボディランゲージの資料を探しました。

魚の皮膚電流は、熱い湯に入れれば反応し、録音済みの「熱い!」と言う言葉を

私の意思確認装置で音声出力させるのは簡単です。

後で知ったのですがアメリカではロバート・バクスター氏が植物の反応を研究して

これを取材した方が「あなたの細胞の神秘な力」を出版されました。

もし私たちががん細胞とコンタクトが取れ、その意思と傾向を理解したとき、

精神神経免疫学はがんの治癒に向かって格段の進歩を遂げる事になります。

 

心理動揺測定装置

既に述べたように私は糖尿病患者のため、「血糖測定装置」を持っています。

私の血糖値測定装置は、私の心理的変動に敏感に反応します。

私が「岩盤浴」第20類の商標権登録者でありながら偽岩盤浴業者達を

商標権侵害で告訴しなかったのは、自分の健康を維持するためでした。、

つまり多数の日本人が

「不幸な精神状態」「悲しみ」病気の原因である事を知りながら

実際には精神状態を測定できる機器が無い事から、精神状態と言う重大な発病原因に付いて、

研究機関の研究対象にされて来なかったのです。

しかし私の私的体験は、「血糖値」精神的動揺の表現であり、一部の病気原因を特定する

確定的な根拠である事を発見しました

つまり、TERUMO メディセーフミニは【心理動揺測定装置】なのです。

 

しかしその様な発見をした反面、私の商標権を、司法の場で、判決の形を採りえなかった

大きな問題について悔やむ事にもなりました。

日本は今、形式的には法治国です。  しかし

この司法後進国日本では、司馬遼太郎氏も戦前の陸軍官僚制を批判し、現在も尚、

厚生労働省の官僚達は利益団体と手を結び、目前にある法律を護りません。

トヨタ自動車のハイブリット車リコールも、アメリカで問題にならないと、

日本の役人は行動を起こしません

憲法99条や国家公務員法を読んでも、字を読むだけで内容は理解したくないようです。

また検事総長たちの定年後の弁護士稼業顧問先を見てみると、

道徳感知能力の希薄性を知る事が出来ます。

私は彼らに、「じじいになったらいい加減に金や地位を追っかけるな!」と

大声で注意してやりたい。

引用 「江戸の温泉学」松田忠徳氏のご意見