私達は何を信じたらよいのでしょうか?

日本岩磐浴協会 小池 勝

あなたが疑問に思っておられる事は、私にも疑問です。

T.D.Luckey教授は、放射線ホルミシス効果について、

翻訳された著書2冊において、2378本の論文を参考文献

とされています。

それはHormesis With Ionizing Radiation 【放射線ホルミシス】

及びHormesis Radiation【放射線ホルミシス2】です。

これらの本は非常に難解で、一般の人、つまり私にも

理解し難いものでした。

然し低線量放射線が、癌死亡者の3分の一も

防ぐ事が可能とあっては、もし私が癌の告知を受けたとしたら、

全ての医学的治療に並行して、

低線量放射線を代替医療のツ−ルとして採用します。

 

そしてそのツ−ルの名は【岩磐浴】です。

この道具は、手に入れても何の役にも立ちません。

効果を生む為には、使い方と言うソフトが必要で、

そこここで開業する【岩盤浴屋さん】達は、使い方を知りません。

 

私には癌死亡者数を減らすと言う大きな野望・目的があります。

しかし岩盤浴屋さんの持つ目的は金儲けです。

勿論それも悪いことではありません。

 

 

私は10年程度以前から、メラトニンを服用しています。

玉川温泉での私の体験は、【爆睡】と言えるほど眠れる事でした。

メラトニンもまた免疫を高める重要な役割を担っています。

The Melatonin Miracle【驚異のメラトニン】

Walter Pierpaoli and William Regelson

 

Melatonin Your Body's Natural Wonder【奇跡のホルモン メラトニン】

Russel J Reiter,Ph.D.,and Jo Robinson

 

Melatonin Stay Young The Melatonin Way【新発見!奇跡の秘薬

Steven J. Bock & Michael Boyette

これらは貴重な参考書です。

したがって睡眠学は、癌撲滅の貴重な解決策を提示しています。

 

さてその外に加温の人体に与える効果に付いて、

最近本を出しておられる方には、石原結實、伊藤要子、安保徹

古くから研究されている方には横山正義、竹内隆

などの方が居られます。

又私個人は、自らの体験と睡眠学に触れてきた事から、

【メラトニン・ポンプ論】を唱えています。

そこで免疫を高めるものが、1 睡眠 2 微量放射線 3 エネルギー代謝

にあると考えています。

日本中の癌研究家と私が決定的に違うのは、『熱力学と言う言葉が

がん治療に必須の要件である』と考えている事です。

学者の皆さんには、 2008年11月10日 08/11/10 11:07 以後、癌・代謝・免疫と

熱力学とを結びつけた類似の意見を発表にはご注意下さい。

 

また古地磁気学の角度から、松果体とメラトニンとの関係に付いて、

玉川温泉の特異性と、地磁気逆転地帯であることを確認しています。

生体磁気と松果体、磁極逆転と地磁気が生体に与える影響に付いて、

私はメラトニンと松果体とをキ−ワ−ドにする以外、

今のところ説明できません。

 

 

 

温泉の研究は、

日本温泉気候物理医学会

日本温泉科学会

温泉学会

日本温泉地域学会

などの団体があります。

 

しかし推定値ではあっても、数値を挙げて

予防効果を語ったのは以下の言葉が初めてです。

イランのジャバッド・モルタザビ氏は、T.D.Luckey教授の

論文の中から、Interestingly, according to T.D. Luckey one third of all cancer

deaths are premature and preventable by low-level ionizing radiation

(Luckey 1994, 1997).

Biography of Dr. S. M. Javad Mortazavi   Assistant Professor

Rafsanjan University of Medical Sciences  Rafsanjan, Iran

Rafsanjan University of Medical Sciences

この部分を引用されています。

 

私が、もし癌の告知を受けたとしたら、

この説を信じたいと思います。

ただ、日本の原子力行政並びに原子力発電に携わる方達は、

如何でしょうか?

多分、放射線の専門家の方達は、X線技師の方を含め、

マイクロシ−ベルト単位の電離放射線など、

玩具的な現実離れしたお話かもしれません。

私は今、9.99マイクロシ−ベルト/hで、それ以上測定不能な

モナザイトが発するピ−ピ−音を、測定器で聞いています。

そして余りに寛大なT.D.Luckey教授が許容する放射線量が、

些か心配なのです。

私は、0.2マイクロシ−ベルト/hを、

玉川温泉の岩盤浴周辺30箇所の

ベ−タ線とガンマ−線の2線値計測の結果、

日本岩盤浴協会の基準放射線量に定めました。

 

私は今後、電離放射線の政治的・経済的側面や

多数の原子力発電反対運動家達の意見も調べた上、

現に、毎日横たわっている0.2マイクロシ−ベルト/hの

自家用岩盤浴の上で、癌発生の抑制効果を確かめたいと思います。

一年に32万人もの癌死亡者の方たちを思うとき、

T.D.Luckey教授の意見は、沢山の方たちの賛同を得て、

自ら確認する必要があると思うからです。

 

今後は原子力行政にたづさわる方達も含め、

ご一緒にデ−タ

収集を初めたいものです。

是非共、がん罹病率の大幅削減のため、御協力下さい。

 

小池 勝