日本岩盤浴協会の理念

著作権(C) 2005年 小池 勝

私たちには、次のような団体の設立動機と目標があります。

 

日本に於いての病気死亡率のトップは癌であり、この癌こそは世界各国の死亡率でも常に2番3番の地位を占めています。

私達は永年、この癌に対しての医学・薬学分野での努力が傾注されてきたにも拘らず、未だに将来に向かっての明るい展望が開かれていない哀しい事実に直面したままです。

又それと同時に、アメリカからはじまった傾向ではありますが、代替医療(オルタナディブ・メディスン)の評価が高まり、厳しい法律規制の下、次第に疼痛の緩和や転移速度の抑制などすこしづづ前進してきていることも理解しています。

そこで私達は、日本における代替医療で、最も効果があるといわれている方法とそのシステムに付いて学び、これを日本に留まらず、世界共通の代替医療のレベルまで持ち上げ、少しでも多くの患者さんたちに貢献できることを願っています。

然し残念なことに、日本に於いての代替医療は、先ず研究よりも利益目的の経済活動が主導し、何故効果があるのか、何故多くの人に支持されているのかに付いては、その原因と理由の解明努力が忘れられています。

私たち日本岩盤浴協会は、このような、本来は経済活動と研究活動とが車の両輪となりバランスの取れた発展を可能とするよう、努力を重ねたいと願っています。

ともすれば何もかも専門家任せの世相にあって、私達は自らの健康問題を、可能な限り直接的に係わりあって、学問的分野に付いても横を向かないで、専門家の方たちと共に患者側の立場と代替医療との両面から貢献したいものです。